第4回 人の役に立ちたいinカンボジア 新谷恭平


 



 
はじめまして。共に歩こうファミリーの新谷です。
今回ゴールデンウィークにカンボジアに支援活動に行ってきました。

まずその前にカンボジアに支援活動に行くきっかけになったのは、共に歩こうファミリーでロシナンテスのフットサル大会に参加したとき、かずママたちにカンボジアでのボランティアについて話を聞き「一緒にカンボジアに行かない?」と誘われたためです。 私は今までボランティアなどしたこともない人間だったので、この話を聞いたときはけっこう迷ったのですが、何事も経験と思い行くことにしました。 今回は今までボランティアをしてきた方たちのような強い想いはないかもしれませんが、私なりにボランティアを初めて挑戦し、カンボジアで支援活動をやってみて思ったことを書きたいと思います。

1日目はNGO「子供の成長を支える会」代表の本田とも美さんが運営する施設にいきました。男の子3人と女の子3人がいました。みんな日本語を勉強していて、日本語で話しかけてきてくれました。海外で日本語を聞くと妙に落ち着きました。 今回も去年同様カレーを作って一緒に食べたり、サッカーをしました。 サッカーは経験者なのでかっこいいところを見せようとしたのですが、子どもたちの体力はハンパなく、いいようにもてあそばれました。
そして施設では子どもたちに日本の方から頂いた古着をあげたり、男の子と一緒にトランプして遊んだり、女の子にはかずマママとちよちゃんがマニキュアをしてあげました。 みんな本当に純粋で礼儀正しく、ちゃんとありがとうと言ってくれるんです。それだけでここに来た意味があったと心がほんわかしました。






3日目、4日目は2つの小学校やいくつかの貧しいの村などに支援物資を届けに行きました。この小学校の子どもたちは礼儀正しく、お菓子を配るときにちゃんと整列していて、もらったらみんな手を合わせてカンボジアの言葉でありがとうと言ってくれました。
またもやほんわかしてしまいました。 そして小学校の子どもたちと縄跳びをしたり、かけっこをしたり色々な遊びをしました。 女の子は花をくれて頭につけてくれたり、男の子はやんちゃで私のお腹をぐいぐい殴ってきました。けっこういいパンチもってましたよ。ここの子も恐ろしいくらいに元気で、 に自分が元気をもらえたような気がしました。






未だにタイとの国境付近で銃撃戦があったり、実際に村へ行くと、話で聞く以上に貧しい村もいくつもあり、そこには着る服がないため全裸の子どもたちがたくさんいました。さらに、栄養が十分に得ることができず、ほとんどの子が髪の毛が茶色になっていて、中には栄養失調でお腹が大きく膨れている子もいました。 このように、日本ではほとんど知ることのできない事実がたくさんあり、自分に何かできることはないのかと考えさせられました。

今回のカンボジアでの支援活動を通じて、カンボジアに行く前と行った後で自分の気持ちが大きく変わっていました。「人を助けたい」みたいなかっこいいことはまだ言えませんが、 何か自分にもできることがあるんじゃないか、何かやったみたいという気持ちが芽生えました。このボランティアで得たものはとてつもなく大きなものではないのかなと思います。


今回、古着や文具、食べるものを支援してくださった日本の方々、カンボジアで協力してくださった西さんや本田さん、カンボジアで出会った日本人の方々、本当にありがとうございました。そ して今回誘ってくれた、かずママ、ちよちゃん、ふくいち、さらに共に歩こうファミリーの方々、ありがとうございました。

最後に、共に歩こうファミリーと共に、『今』のこの気持ちを大切に今後もこのような活動していきたいと思います。






文:新谷恭平
ページ先頭に戻る
ブログはこちら→活動日記ブログ