漫画家 山田圭子先生の描いた ”天国の絵”


"天国の絵”ができるまで
和幸君はスーダンで活動されている「NPO法人ロシナンテス」代表川原尚行医師の
もとで働き、発展途上国で多くの人々の力になりたい、飢えに苦しんでいる人たちを
助けたいとの強い思いを持ちながらも、残念ながら医学部を受験中に亡くなってしまいました。
和幸君と山田圭子先生とは手術後1回きりの面識だったのですが、和幸君のお母さんから追悼式の絵を描いて頂けないかと頼まれ「天国の絵」をご家族のもとへ届けられました。

山田圭子先生からのコメント

イメージ的には、彼がスーダンで働いていて、
その子供達と撮った写真をご家族のもとに届けたいな
と思い描いてみました。
彼と一緒にいる子供達はスーダンで命を落とした
子供達で今は和君と一緒に天使になって働いているのかなとそんな思いを込めてかきました。
それにしても彼、元気そうですね。


"天国の絵" は今・・・

現在 山田圭子先生の描いた「天国の絵」は川原尚行医師により
和幸君の白衣とともにスーダンへ・・・共に歩こうファミリーによりカンボジアの施設や学校に届けられています。
タンザニア、ドイツにも届けられます。

山田圭子先生の絵とともに撮った写真


カンボジアで村を訪ねたときの写真

施設に飾られた"天国の絵"と一緒に



カンボジアの学校に届けられた天国の絵
 

漫画の紹介 “花修羅” 戦国美姫伝 秋田書店より絶賛発売中!!

山田圭子先生からのコメント
“共に歩こう”の方々へ
皆様それぞれの道を思いっきり歩いていると思います。縁あって天国の絵を描かせてもらい、その後、新作“花修羅”が発行されました。
戦国時代の物語で、不条理と差別、生死の嵐が吹き荒れる中、少女がいずれ一国の武士になって仲間たちと生き抜いていく話です。
考えてみると、現在多くの発展途上国の国々と日本は何も変わらないかもしれません。
和幸君の魂のカケラもこの物語に入っていると信じ、自分なりに努力精進して描き続けていきます。

山田圭子