自分は奥さん(かずママ)と一緒に仕事をさせてもらっています。 奥さんたちがカンボジアに行くのをいつも見送ってばかりいましたが、 今回は初めて自分も参加させてもらいました。

 会社でカンボジアに送る段ボールの山を目にしたことはありましたが、 実際に村で開け配ると、こんなにも必要なものが入っていたのだと知りました。 お菓子を配って子供達に手を合わせてお礼を言われたのはとても印象深かったです。 子供達の笑顔はとにかく可愛いですね。
もうひとつ印象に残っているのは、奥さんが笛をピーピー吹いていたことです(笑)
また、トゥクトゥクに乗れるのもカンボジアでの楽しみの一つだと思います。

 今回は短い日程だったので次はぜひゆっくり行き、もっとカンボジアを堪能できると嬉しいです。 共に歩こうの活動が今後も長く続くよう応援したいです。


文:森隆行
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 私は今回、初めてカンボジアの活動に参加しました。以前、共に歩こうの活動で東北を訪問しましたが、私自身が自衛隊出身ということもあり、特別な思いを抱えて行ったのを覚えています。 東北でとても有意義な時間を過ごすと共に、その頃から「今度はカンボジアにも行ってみたい」という思いが心の中に芽生えていました。

 それから約3年後、ようやく行けたカンボジアは、想像していたよりも訪れやすいところでした。
 活動をすすめる中で最も印象的だったのはやはり村の子供たちです。 子供たちの笑顔、元気に勝るものはない、と再認識。また、トゥクトゥクに乗れたのはとても嬉しかったです。

 車移動よりも風を肌で感じることができ、非常に快適な移動時間でした。そしてもう一つ、嬉しい出来事が…アンコールワットマラソンで猫ひろしさんを見つけ、一緒に写真を撮ることができました。これもまた良い思い出です。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        再び共に歩こうの活動に参加して、改めて、ボランティアでも楽しく参加できる素晴らしいグループだと思いました。またぜひカンボジアに足を運び、欲を言えば次回はもっと色んな村、今回行けなかった学校、そして観光地なども見に行けたら嬉しいです。

文:田中富之
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 今回はじめてカンボジア活動に参加させてもらって、自分でも誰かの役に立つことができるんだと実感することができました。

 このような活動自体がはじめてだったので、古着配りも最初は難しくかなり戸惑いましたが、子供たちが洋服や小物、お菓子を受け取って喜ぶ姿を見るとなんとも嬉しい気持ちになりました。 楽しみにしていた古着配りとは反対に、カンボジアへ行くにあたって、香草類が苦手な自分は食事面が少し不安でしたが、空芯菜がとても口に合い、おいしく食べれたので安心しました。

 今回のもう一つの目的であったマラソンは、思っていたよりも辛さを感じずに完走することができました。 自分は日本でも10kmのマラソンに2回出たことがあるのですが、やはり国際マラソンは雰囲気から全く違い、とても楽しく走ることができました。 貴重な経験ができ嬉しかったです。機会があれば、またぜひマラソンに参加してみたいです。そして子供たちの喜ぶ姿を見に、またカンボジアに行きたいと思います。

 今回、行けるよう仕事の段取りをしてくれた社長、色々と準備・手配をしてくれた奥さん、現地でお世話になった方々、本当にありがとうございました。 また、飛行機遅延トラブルへの対処や現地での奥さんのサポートをする福一の姿が、とても頼もしく自分たちも相当助かりました。ありがとう!


文:今村文昭
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 4度目のカンボジアに行ってきました! 今回も日本で頂いた物資を村に配りに行きました。

 そして、僕が幼稚園の時に使っていたピアニカを発見したので、それも持って行きました*\(^o^)/* 保存状態が良くて物持ちいいなあって再認識(^o^)

 社会人になったということもあり、ゆっくりできる時間はありませんでしたが、毎日充実してました。 今回は大学時代の友人を連れて行きましたが、最初は本当に心配でした笑笑
でも、連れてって良かったなー。彼らも楽しんでくれたようで*\(^o^)/*
何より僕が思ってた以上に大人な対応をしてくれて、驚きました。 2人ともありがとう! そして、また行こう!

 最後になりましたが、今回のボランティアで関わって下さった皆様、本当にありがとうございました!
文:佐取直拓
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 今回で4度目となるカンボジア。3年ぶりで、社会人としての参加となりました。

 空港に着き、モワッとした温かさに包まれて、「やっとこれた。」と実感しました。 カンボジアに行くことができなかった3年の間、共に歩こうメンバーが行くたびに「私も行きたーい!!」と思っていました(;ω;)

 活動は、トゥクトゥクに乗ってお米やお菓子などの買い出しから始まります。ドライバーの方が私のことを覚えてくれていて、とても嬉しかったです! 買い出しを済ませて、3ヶ所の村に向かいます。村では、古着や雑貨、お菓子、お米などを配りました。最初は整列していた子どもも何個か貰っていくうちに、 「私に頂戴!」とみんなが手を伸ばすので、配るのも一苦労です。でも、喜んでくれる顔を見るとそんな苦労は吹っ飛びます! ゴミ山で働く方々には、「どうか怪我などしませんように」と思いながらマスクや手袋の入ったセットを渡しました。

 そして、3年ぶりにアンコールワットマラソンにも参加することができました! 前回走り終わった時はキツすぎて、もう絶対走らない!!と豪語していましたが、今回もちゃんと完走することができました! 3年前、マラソン前日にアンコールワット近くの村で手作りのシュシュを配りました。(第12回活動日誌参照)すると、マラソン当日に走っていると、私の作っ たシュシュをつけている子どもたちが沿道に立っていたので、とても嬉しかったのを覚えています。今回もいるかなぁなんて思いながら、少し気にして見てみま したが、やはりつけている子どもはいませんでした。3年もあれば汚れるし、破れるし、好みも変わるよなぁとか思いながらも少し残念。 でも、あの時、とっても嬉しそうにシュシュをつけてくれた女の子たちの笑顔は今でも忘れていません!

 かずママがいつも言うように、私たちは現地に住み込んで支援はできないし、できる範囲、行ける範囲でしか活動は出来ません。 それでも、みんなで協力しながら活動を行い、カンボジアの人々がその日嬉しい気持ちになれればと思っています。

 初めてカンボジアを訪れたのは大学1年生でしたが、あっという間に社会人。共に歩こうの仲間になって、5年目となりました。 その中で、沢山の人と出会い、話し、色々な刺激をもらいました。今の私があるのも、共に歩こうの存在があってこそのものだと思います。

 社会人になった今、言葉にするのは難しいですが、学生の頃には見えなかったものが見えるようになった気がします。 今回行けたのも、いつもすべてのスケジュール管理、手配、準備をしてくださる、かずママ、千代さん、福一さん、現地でスムーズに動けるように手配をしてくだ さる、西さん、たく、でこぼこ道でも頑張ってくれるトゥクトゥクドライバーの方、古着や文具などを支援してくださる方、募金に協力してくれた方、陰で動い てくださる共に歩こうのメンバーの方々、本当に沢山の人達のおかげです。また、社会人1年目なのに、「頑張ってきてね!楽しんでね!」と快く休みをくださった、職場にも感謝です。

 今度、いつ行けるかは分かりませんが、それまでは日本でできることをしっかりしていきたいと思います! すべての人に感謝しながら、また頑張っていきます!ありがとうございました。
文:佐取唯香
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 共に歩こうの活動に以前から参加している友達に誘われて、今回参加させて頂きました。

 カンボジアに着いてホテルまでの移動に、噂に聞いていたトゥクトゥクに乗りました。これが思った以上に快適で、実際に乗ったことはないのですが、 まるでオープンカーに乗っているような感じで、道中も楽しむことができました。

 村での物資配りでは子供たちの喜ぶ笑顔がたくさん見ることができて、自分まで幸せな気持ちになりました。

 アンコールワットマラソンでは、自分がこれまで走ったことのない距離だったので、かなりきつかったですが、走り終わった後の達成感はものすごくありました。 その後の子供たちからの日本の歌のプレゼントのおかげで癒されて、走った疲れも忘れてしまっていました。

 まさか人生で自分がカンボジアに行くことになるとは思ったこともなかったので、楽しみな反面、不安もありましたが、現地の人や、 共に歩こうファミリーみんな優しい人ばかりで実際に楽しむことができましたし、普段では味わえない貴重な経験をさせてもらうことができました。 今回、自分も活動に参加させて頂きありがとうございました。また機会があればその時はまたよろしくお願いします。




文:久峩隼人
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カンボジア活動記録

 私が今回,カンボジアに行くことになったのは佐取君に紹介してもらったからでした。
それまでカンボジアという国に対しては,募金箱で目にする程度で特に関心を抱いたことはありませんでした。 また,初めての海外進出であったことから,緊張と不安で胃が痛かったです。
 この活動記録ではカンボジアでの活動を通して素直に感じたことを記していきます。

 カンボジアへは福岡空港から韓国の空港に向かい,そこでカンボジアの空港行きに乗り換えて向かいました。 そこで友達から韓国の空港についたらすぐキムチの香りがすると聞いていたのですが,そうでもなくて残念でした。 また,待ち時間が少しあったので久峩君とキャンディを買いに行きました。 その時,スターバックスで買い物したお釣りを使って買ってみようかと思ったのですが,5ドルのキャンディには到底及ばず驚きました。 韓国のお金は数字のわりに価値が小さいのだなぁと感心しました。そうして手に入れたキャンディをバッグに詰めてカンボジア行の飛行機に乗りました。

 カンボジアにつくまでの飛行機はかなり時間がかかってしまうとのことだったので,「前日寝ないで,その時間に寝ようと思っていた」といいましたが, 本当は緊張して眠れなかっただけでした。強がってしまいました。
 カンボジア行の飛行機から外を見てみると,雲が自分の下方一面に広がっていてとてもまるで歩けるようで感動しました。 後日母親にその話をしたところ,日本でも見れるよと言われ,とても恥ずかしい思いをしました。 また,キャビンアテンダントの方々はとても背が高くきれいで,久峩君がはしゃいでいたのは記憶に新しいです。 機内食は普通においしく,映画も見られて快適に過ごすことができました。 その時,黄色い目が一つのモンスターが出てくる映画を見ましたが,この映画を見てからはこのモンスターがすごくかわいく見えるようになりました。 あと飛行機が着地するとき,すごいがたがた揺れるのですが,私は不時着したのだと思い内心ドキドキしながら,しっかり椅子につかまっていました。 幸運にも不時着でもなんでもない普通の着地だったようでした。隣に座っていたしんちゃんは平気そうにしていて,少し恥ずかしかったです。

   無事,カンボジアの空港に到着し,パスポートの確認をしてもらったら終わりというところで,なぜか自分のみ通れずかなり焦りました。 初めに通ろうとしたところは,集団で来た人だけ通れるところだと佐取君が教えてくれたので,ほかのところを通ろうとしたら, 先ほど通れなかったルートを久峩君がなんなく通っていて内心かなり焦りました。通してくれないおじさんはただ笑っているだけで何も教えてくれず, 泣きそうになりました。また,カンボジアの人が怖くなりました。少しして,パスポートだけでなく他にも必要な紙があったようでやっとのことで入国することができました。 正直,そのまま日本に帰りたいと思いました。後で聞いた話によると,仕事上ああいった態度をとらなくてはいけないということでした。

 無事入国が完了し,空港から出ると多くのカンボジアの人がプレートをもって立っていました。前述のこともありカンボジアの人に恐怖心があったためかなりびくっとしました。 そこでトゥクトゥクという乗り物に初めて乗りました。馬車の馬がバイクになったような乗り物で,とてもドキドキしながら乗り込みました。 そのとき,つくまでの間スーツケースが落っこちないかが何よりも心配でした。また,空港からホテルまでの距離は結構あったのですが,信号もなく自由に運転している様に驚きました。 日本ではまずありえないと思います。またところどころで見かけるホテルがどれもお城のようで驚きました。
 ホテルに到着してからは,自分と久峩君の部屋に入りました。久峩君と二人でこういったホテルに泊まるのは初めてだったのでとてもドキドキしました。 カンボジアのテレビ番組はどういったものがあるのか一通りチャンネルを見てみると,80チャンネルくらいあって一周するだけでも大変でした。 またほとんどのチャンネルが英語だったように感じました。6番目のchだけ日本の番組を日本語で放送しており驚きました。 あと,冷蔵庫に入っていたアンコールワットビールを飲んでみましたが,日本のものとは違った香りがして強く印象に残りました。 音楽番組はカンボジアの音楽自体は聞きやすかった印象と,韓国のアイドル歌手が多く出ていたように感じました。

 朝起きて,朝食を食べに食堂に向かいました。カンボジアに来て初めての食事でとても楽しみでしたが,私と久峩君は機内食の方が好みでした。 ただ,佐取君は機内食の方が口に合わなかったようでした。
 朝食を食べ終わっていよいよ村に行って物資を配りに行きました。ロビーにはかなりの数の段ボールが積まれており驚きました。 これらの物資は多くの人から頂いたもので,またそののちの分別など大変苦労したことだと思いました。 こういった一つ一つのことからも,いろんな人の協力でカンボジアでの活動が成り立っていけているのだと感じました。 このころにはトゥクトゥクの運転手の方と少しずつ接して,カンボジアの人に対する恐怖心はぬぐえていました。
 トゥクトゥクにはこんなに乗せても大丈夫なのかと思うほどの段ボールを乗せて村に向かいました。 道路はきれいで大きくてトゥクトゥクに乗ることが快適に思い始めていました。ただ砂埃がかなりまっていたので,サングラスを用意しとけばよかったと後悔しました。 あと,カンボジアに来て,いろんなカンボジアの人たちの顔を見て,久峩君は私に似ているといっていましたが,自分でもそう思いなんだか親近感がわきました。
 途中,みんなで店に寄って米や,お菓子などを買いました。その際にお米屋さんでトゥクトゥクの運転手の方たちが重量計に乗って体重を測って,その時の雰囲気が和んで好きでした。 この時カンボジアの人の笑顔が,すごいきれいで好きになりました。 お菓子屋さんの横に靴屋さんがあって,いろんなキャラクターの名前が載っていたのですが,全くキャラクターの顔が違って衝撃的でした。
 道路は途中まではきれいだったのですが,村に向かう道に入った途端かなり凸凹な道になって,横転するんじゃないかと思いました。 ただ転ぶこともなく目的地に着くことができて,運転手さんの技術に感動しました。

 村についてからは,まず初めにお菓子を配りました。10人程度の子供たちが一列に並んで,一人ずつにお菓子を配っていきました。 たくさんのお菓子を渡していたため,手に持てなくなって困っていましたが,一人の子は服を丸めてお菓子を蓄えており,賢いなぁと感心しました。
 その次に,服を配っていきました。並んでいる子に全裸の子がいて,久峩君が上下つながっているミッキーの服をその子に挙げていました。 すごい似合っていてなんだかうれしい気持ちがしました。写真を撮れなかったことが残念でなりません。 また,一人ずつ服のサイズを確認しているといくら時間があっても足りなくて大変だなぁと感じました。 この村では,服はサイズがあっていれば見た目は特に気にしないといった子達が多く,履物をはいてない子も何人かいました。 子供用のクロックスとか持ってきていればよかったと思いました。正直,この村では自分はあんまり働けなかったので次は頑張ろうと思いました。
 次に行った村では,前の村よりたくさんの子供たちがいました。最初は4列くらいにしっかり並んでいたのですが,やはり次第に列が崩れていって配るのが困難になっていきました。 その時思ったのが,少しでも言葉を覚えておけばよかったと思いました。特に,待ってと並んでと伝えられたらどれだけよかったか,と強く思いました。 ここで,韓国の空港で買った5ドルのキャンディをあげました。みんなすごい勢いでほしがるので配るのが大変で,しんちゃんに手伝ってもらいました。 子供服やいろんなものを配っていて,分別は相当大変だっただろうなぁと思いました。 また,こうやって子供たちに必要な物資を配ることができたのも,多くの人からの物資を頂けたからだと強く感じました。 また,どの村でも,子供が多く,女性の大人の方が少数いるといった様子だったのが印象的でした。 カンボジアでは学校に行くことが義務付けられていると聞きましたが,無料で通えるといえ,その間に働いた方が稼げるから親は子供に働きにいかせるということでした。

 ゴミ山近くの村もまわりました。この時点で結構へとへとでしたが気合を入れて配ろうと思いました。 丁度学校から子供たちが帰ってくる時間でした。その時配っていて印象に残ったことは,初めの村の子とは違って服やバッグを選んでいたのが印象的でした。 どうにか配り終えて,ゴミ山に向かいました。 ゴミ山に向かう途中犬がすごい吠えてて,噛まれないか心配でたまりませんでした。 たまに噛むということで,すこし距離をとって歩いていきました。ゴミ山近くについてから女性の方が何人か帰ってきて,その迎えに子供たちが何人か来ていました。 その女性の方たちに石鹸や手袋を配っていきました。少しでも役に立てばいいなと思いました。
 ゴミ山からの帰り道,バナナの木の皮から紙を作る仕組みについて教えていただきました。 バナナの木を買って,その皮から大量の紙を作れるということでした。 ただ,皮を細かく切ることがはさみでは大変で,何かいい方法はないか思案中とのことでした。こういったことでも少しでも力になりたいと思いました。 また,そこにいた子供が子犬を抱えて連れてきてとてもかわいくてたまりませんでした。逆光だったのですが写真が撮れてよかったです。 また,その家の方が進めてくれた食べ物を森さんが食べていました。男らしかったです。
 村でも物資を配ることが終わり,ご飯を食べに行きました。正直,私と久峩君は朝ご飯が口に合わなくてとても心配していました。 移動中,目についたのがカップルのバイク二人乗りが多いなぁということでした。車はほとんどなくバイクがかなりあり,4人乗りしている人までいました。 それを見てなんだか和みました。
 お店について,ハンモックがあり内心かなりはしゃいでいました。25歳ですが。 自分の使っていたハンモックより久峩君の使っていたハンモックの方が網目が細かいように見えてうらやましかったです。 このまま夜まで寝ていたいと思いましたが,そうも言ってられないので我慢しました。 少しして,ご飯が続々と出てきました。
 自分と久峩君は不安な気持ちでいっぱいでしたが,いざ食べてみるととてもおいしかったです。 感動しました。もしカンボジアに長期滞在することになったらこの店に通うだろうと思いました。 あと,ホテルで飲んだビールよりこのお店で飲んだビールの方が圧倒的においしかったです。とてもおいしかったです,ご馳走様でした。
 おなかがいっぱいになっていよいよ眠気が強くなり,トゥクトゥクに乗り込みました。 何度かトゥクトゥクに乗って,今まで乗った乗り物でトゥクトゥクが一番好きになりました。風景が360°見えて,風が気持ちいいからだと思います。

散髪
 私はこのとき結構髪が伸びていたので切りに行こうと思い,カンボジアの散髪屋さんで切ろうと決心しました。 トゥクトゥクの運転手の方のおすすめのお店があるということだったのでそちらに向かうことにしました。 散髪店の店員さんは金髪でとてもおしゃれな髪型だったのでこれは期待できると思いました。櫛とバリカンを器用に使いながらとてもおしゃれに仕上げてくれました。 ですが,後ろの方からもっと切れという言葉が聞こえた気がしたので,モアショートと頼んでみるとOKとのことでした。 そうして切ってくれたのですが,後ろの方から何か聞こえたので,ベリーショートと頼みました。 店員さんの方はとても困っていましたが何とかクメールスタイルを実現してくれました。自分は鏡を見て,なるほど似合わないなと思いました。 切り終わって,ドライヤーをささっとあてて終わりました。相当首と肩に髪の毛が乗っていましたが,なるほどと思いました。 散髪代は3ドルと安く,とてもおしゃれに仕上げてくれるので,おすすめだなぁと思いました。

マッサージ
 佐取兄弟と,久峩君,しんちゃん,自分の5人でマッサージに行きました。 カンボジアに行く前から佐取君がマッサージを推してくれていたのでとても楽しみにしていました。 せっかく来たのだからということで,久峩君と私はオイルマッサージの高いほうをしてもらうことにしました。 5人横に並んでマッサージの人を待ちながら着替えていました。 ただ,待っている間着替える際におかれている服が違ってどうしようという話をして盛り上がりました。 私は何も着ないと思い,久峩君は下着一枚と考えそれぞれマッサージの人を待ちました。
 いざマッサージの人が来たとき,ちょっと自信がなくなって下着をはきましたが脱ぐように促されました。 オイルマッサージはとても気持ちが良くて,本当に来てよかったと思いました。 マッサージをしてくれた人は英語が話せるようで,少しだけ会話をしました 。ですが自分は英語がそんなに話せないので悔しい思いをしました。 久峩君はマッサージの人が英語で話しかけてくれていたのをすべて無視していて驚きました。 マッサージが終わって,佐取君やみんなすっきりした表情だった気がします。 僕と久峩君はオイルでぬるぬるで少し気持ちが悪かったので,シャワーを浴びて二人でプールに行くことにしました。
 そのあと,夜ご飯をショーが見れるところに食べに行きました。 食べ放題ということで気合を入れていっぱいつぎましたが食べるのに相当苦労しました。
 ショーが終わった後役者さんとステージの上で一緒に写真撮影ができるということでわくわくしながらステージに近づいて行ったら, すーっと舞台裏に戻っていってただ唖然としていました。その時のショーはドジョウ掬いのようなことをやっていました。 息の合ったショーですごいなぁと思いました。 お酒もスパークリングワインなどいくつか飲んでとてもおいしかったです。 ただスパークリングワインはあまり人気がなかったので私と佐取君でほとんど飲みました。 また,お客さんが時間になった途端一斉に立ち上がって帰っていったのには驚きました。
 ホテルに戻ってからは,佐取君と久峩君と私でアンコールワットビールを1本ずつ飲んで寝ました。 こういったところでも仲の良い友人と飲めることがとても幸せに感じました。 マラソン
 マラソンの前日は,さすがに疲れ切っていてゆっくり寝ることができました。 朝は結構涼しくて心地よかったですが,アンコールワットまでなかなかの距離があってトゥクトゥクに乗るいろんな人を見ることができました。 いろんな国の人がかなり来ていて,結構大会なんだと再認識できました。
 朝が早すぎて朝ご飯を食べることはできなかったのですが,おいしいカステラを頂くことができてよかったです。 とても水がほしくなりました。並んでいる間は,間近でいろんな国の人を見ることができてとても不思議な気持ちがしました。 マラソンでよく,一番最初に思いっきりとばして疲れてゆっくりなる人がいますが,あれは恥ずかしいと思ってペースを一定に走ろうと考えていました。 ですが,後で最初にとばす人の賢さに気づきました。のちにペースを上げると,多くの人を追い抜かなくてはならなくて,とても気を使います 。それで2,3倍は疲れるので,次回マラソンに出るときは最初から思いっきり走ろうと決めました。
 あと,カンボジアはゴミをゴミ箱に捨てる習慣がないらしく,カステラのゴミをいつまでも手に持って走っていて大変でした。 ずっと走っていて,5キロくらいで3キロにすればよかったと後悔し始めました。 6,7キロまでは久峩君と走っていたのですが,疲れたので先に行ってと頼みました。 ただ,一人で走っているとさみしくなってきて歩きながら後の人を待ちましたがなかなか来ず,結局再び走り出しました。 8キロあたりから,ずっと歩いてばっかりなのもなんだから,最後の2キロくらい走り切ろうと決心しました。 ただ,この残りの2キロは想像以上に遠く泣きそうになったのはいい思い出です。
 最後にかずママに頑張れと言っていただいたのがすごい力になって頑張れました。 正直,走っているといっぱいいっぱいで全くアンコールワットを見ることができませんでした。
 無事けがもなく走り終えて,メダルをもらいました。 年の近い男性の中では一番遅かったですが,優勝した気持ちになれたのでよかったです。
 そのあと赤い服を着たカンボジアの子供たちが来るまでの間ゆっくりしておくということで,久峩君と佐取君と三人でベンチにゆっくり座っていました。 すると,女の子が近くに来て1どーろーと言ってきました。 最初は何の事だかわかりませんでしたが,1ドルというのを日本語で言っていました。1ドルでポストカードを買いませんか,と言って売っているのでした。 年を聞いてみると次に中学生になるらしく,中学に行くためのお金を稼がないといけないといっていました。 少し話してみると,自分よりも英語がはるかに上手で日本語も少し話せていて驚きました。 何よりも,とてもいい子で素直な子だったのでポストカードを買いました。 もう一度会いたいと思っていますが,難しいかと思います。 久峩君はハンサムと言われたとたん腕輪を買っていました。 久峩君のあんなうれしそうな笑顔は久しぶりに見ました。 もう一人の女の子が1どーろーだけは言えるのですが,特に英語も話せるわけでもなかったようで,ずっと久峩君の前に立っていました。 久峩君もあまり英語が得意ではなくとても困惑していました。
 そのあと先生とクラスの子たちがやってきました。 3キロ走った表彰をかずママが行っていました。 賞状もメダルも作ってあってすごいなぁと思いました。 そのあと生徒の子達が歌を歌ってくれました。 失恋ソングと明日があるさを一緒に歌いました。 失恋ソングは知らなかったので歌えませんでしたが,明日があるさを聞いていると何とも言えない気持ちになって泣きそうになりました。 25歳にまでなって私は何をしてきたんだろうか。という思いがしました。ただ,ここで泣いたら恥ずかしいと思いかなり我慢しました。 本当に歌っていただいてありがとうございました。 しんちゃんは高身長のイケメンの子と連絡先を交換していて,自分も先ほどの1どーろーの子と連絡先を交換できていたらなぁ、という気持ちでいっぱいでした。

カレー
 マラソンのあとガイドさんや運転手の方々を含めてカレーを食べに行きました。 食事に対して少しの恐怖心を抱いていましたが,おいしく食べることができました。 久峩君はあまり口に合わなかったようでした。また,そこでいろいろな言葉を教えてもらいました。 ありがとう,こんにちは,さようなら,気持ちいい、痛いなどの言葉を教えてもらいました。 後でいくマッサージ店で活用しようと思いこの考えに至りました。

トンレサップ湖
 次にトンレサップ湖に向かいました。その際にガイドさんについていただいて,道中いろいろな話を聞かせていただきました。 特に,道路脇で行われていた結婚式を見て私も結婚したいですね,とつぶやいていたことが印象的でした。 トンレサップ湖に着いて,受付を行い,船に乗り込もうとした瞬間にやにやしたおじさんに急に写真を撮られました。 とても驚きましたがこの時はなぜかわかりませんでした。 船に乗り込むと,右と左の重さが均等になるように座ってと言われて,不意に転覆したりしないか心配でたまりませんでした。 マングローブの話や,湖の上での人々の生活の話など,とても詳しく教えていただいて勉強になりました。 すべての生活用水は湖の水を使っているというのが印象的でした。 あと,目的地に向かう途中子供たちが湖で遊んでいるところを見かけてとても楽しそうでした。 移動中わずかにはねた水が口に入ったように思えましたが気にしないようにしました。
 目的のお店について,ガイドさんにいろいろな話をしてもらいました。 また水はミョウバンで洗浄して生活用水とする話が特に印象に残りました。 あと,ワニをたくさん飼育しており,ワニの皮を使ったカバンなどが売られていました。 買ってみたかったですが高すぎたのであきらめて,蛇とサソリが入った飲み物をお土産として買いました。 のちに教授に渡したところ,ぞっとしたといわれ,加えてみんなで飲もうといっていました。今度飲むのが楽しみです。
 マラソンの後ということもあってみんな疲れていたのか,とてもうとうとしていました。 船で久峩君が一番前の席に座っていたのですが,後ろを振り向いたら全員寝ていたといっていました。 10キロは本当にきつかったです。
 入場受付したところについて,船から降りると一人の少女がお皿を持ってこちらに話しかけてきました。 よく見ると自分の顔写真が写っておりぞっとしました。いつとられたか少しの間わかりませんでしたが,船に乗る前だと思いだして,やるなぁと思いました。 押しの強さに10ドルにまけてもらって買いました。ただ、もっとイケメンにとってほしかったととても思っています。 そのあとも,久峩君やしんちゃんの顔写真の写ったお皿を持って少女がずっといいよっていて,二人とも恥ずかしそうにしている様子が面白く思えました。 帰り道はガイドさんとしんちゃんと自分で,もう特に質問することもなくなってきて気まずい感じで帰りました。軽く寝たふりをした気がします。

マッサージ2
 前日に行ったマッサージが心地よかったので,もう一度マッサージに行くことにしました。 次は佐取君も行ったことのないマッサージ店に行くこととなりました。 最近マッサージ店は料金が高くなってきているとのことでしたが,こちらのお店は5ドルと安くて驚きました。 今度はオイルマッサージはなしの普通のマッサージをしてもらいました。 ただとても気持ちよかったのですが,左内まただけとても皮を引っ張られていたかったです。 このときカレー屋さんで教えてもらった痛いを言えばよかったのですが,発音に自信がなくいたっとしか言えませんでした。 それ以外は本当に気持ちよくて,佐取君も気に入ってマッサージの子に上着をプレゼントしていました。

プール
 プールで泳ぐ時間は15分程度しかなかったのですが,とても楽しむことができました。 そこのプールではお酒を買うことができるらしかったのですが,時間がなくそういったことができなかったのが少し残念でした。 自分は身長が165センチと高身長なのですが,背伸びしてやっと息ができるくらいの深さだったので,泳げない人は浮き輪を準備したらいいと思いました。

夜ご飯
 カンボジアでの最後の夜ご飯を食べにみんなで向かいました。 そのころには,トゥクトゥクの運転手の方がうちのおじいさんに似ていたのでかなり親近感を抱いていました。 最後の食事もとてもおいしくいただくことができて本当に良かったです。最後に頂いたアイスはかなり量があってびっくりしました。 なんだか田中?みたいな人の名前のアイスだった気がしますが,かなりおいしかったです。

まとめ
 今回初めての海外でしたが,本当にカンボジアでよかったと思いました。 最初はカンボジアの人が怖かったですが,どの方もとても優しくて素直で好きになりました。 また,個人的に感じたこととして,自分ひとりの無力さを実感しました。 もし自分ひとりでカンボジアに行ったとしてもこういった人々と出会うことはできなかったし,こういった経験もすることができませんでした。 これらも,自分以外の多くの人の協力があったからこそだと思います。 また,こういった活動とこれまで続けてこられたということで強いつながりができ新しい素敵な出会いや経験を生むのだと確信しました。 また,村やあるときどきでのかずままの力強さに何度も感心いたしました。これらも含めて,自分自身の成長につながったと思っています。 お世話になった方々には本当に感謝しています。そしてこれからも,少しのことでも感謝することを大切にしていきます。


文:山下亮祐
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カンボジア紀行記

 あの何とも言えない生活、人の営み、風の入り混じった匂い。 空港の出口を抜けた私の鼻孔に「異国」であることを教えてくれた。

 6月の初頭だっただろうか。私の姉が”共に歩こうファミリー”の活動の参加を進めてくれた。とくに断る理由もなく私はこの活動に参加することとなった。  私の姉は数回この活動に参加しており、時々話は聞いていた。姉は行くたびに良い経験をしたらしく、とても楽しそうであった。そして、「私も何かいい刺激をもらえるのではないか?」と軽い気持ちだった。

 今回は日程の都合上本格的な活動が一日しか取れなかったため、速いペースで村々で皆様が集めていただいた服やぬいぐるみを配って回った。 そこでの子供たちは私たちを倒すような勢いで集まり、うれしそうに服やぬいぐるみを受け取ってくれた。そして「オークン!」とみんな手をあわせて言ってくれた。 その元気で素直でたくましい姿をみて私は元気をもらった。

 カンボジアは景色も素晴らしかった。地平線まである緑をみながら風に当たりながらトゥクトゥクに揺られていたあの瞬間は今でも思い出だ。 私は時間を忘れるくらいのんびりしていたと思う。

 多くの人に会い、元気を感じ、カンボジアの力、人の豊かさを知ることができた反面、アンコールワットの付近で6歳くらいの子にお金をせびられたときは悲しくなった。 そしてまだまだ貧しく、その日の生活も困っている人がいることがたくさんいることも分かった。

 今回私はほぼ無知の状態でカンボジアに行き、短い間だったが感じることは多々あった。 そして次行くなら、「もっとこういう用意をしよう」、「こういう遊びをしよう」など考えた。 そして私もこの活動を多くの人に話し、このような活動をしようと思う人を増やしていきたいと思いました。

 最後に、最初から最後まで何から何まで手続きや手配、スムーズな計画立てを行ってくれたカズママには感謝してもしきりません。 また福一さんや千代さんの細かいサポートにも助けられました。なおさん、ゆいかさんにも迷惑をかけました。 りょうすけさん、くがさんも歳が離れていた私に話しかけてくれたりと初めての海外と思えないくらい快適に過ごせました。 また、この活動をしていた人たちの経験や通ってきた道のおかげで私にもご縁がまわり活動に加わることができました。またお金を工面してくれた家族にも感謝しています。
文:二文字真一
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第18回カンボジア活動に参加して

  今回の参加が2回目(1回目は2013年6月)の越後早苗です。

 短い日程でしたが、アンコールワットマラソン参加もあり相変わらず充実した活動でした。 かずママを始め本当に皆さまにはお世話になり感謝しています。ありがとうございました!

 ところで、今回は“変化”を感じた訪問でした。
かずママの隣は千代ちゃんではなく、婿殿のふくちんだったり。
現在カンボジアに暮らしている拓弥くんが益々たくましく、格好良くなって活躍されていたり。
西さんのお店が変わっていたり。
佐藤さんの奥様が妊娠していたり。
カンボジアの国自体も一部ではドンドン発展している様子があり、時間の流れを感じました。しみじみ「諸行無常」を思いました。(年齢のせいでしょうか・・・) しかし、そんな中で今回が第18回目の活動とのことで、変わらず活動が続いていることに敬意を表します。

楽しかったです!

また、ご一緒させてください。よろしくお願い致します。
文:越後早苗
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