第6回 人の役に立ちたいinカンボジア 佐取直拓


 

11月22日~26日までカンボジアのシェムリアップに行ってきました。
カンボジアに行くのは勿論今回が初めてで、僕は1日遅れての参加でした。このボランティアを通して、日本とのカルチャーショックを感じながらも、また行ってみたいと強く思うようになりました。


23日 活動一日目  

この日はまず始めに小学校に行きました。日本から持ってきたボールや縄跳びで30分くらい遊びました。とにかくみんな元気元気。僕も一緒になって走り回りました。
そのあと文房具やラーメンを配ってみんなとバイバイしました。

次に施設の子供に会いに行きました。ここの子供は少し日本語ができるみたいで、パズルをして楽しい時間を過ごしました。
そして、行く途中で買ったピザとチキン、まかないのおばちゃんが作ってくれたスパゲッティを食べました。ピザはみんな大好きみたい。でも高くて買えないと聞きました。
実際ピザ屋にはカンボジア人がいなかったから、外国人向けなんだなって感じました。帰る時にはずっと手を振ってくれて、温かい気持ちになりました。





24日 活動二日目


 この日はまず、ワン君の村に行って服などの支援物資を配りました。カズママの訪問にワン君はうれし涙。こういう光景をみると僕たちのやっている活動は無駄じゃないって思いました。
少しでもカンボジアの人の役にたって、その人達の心に残っていてくれたら僕達もやっぱりうれしい。
  次に被災地の村々に支援物資を届けに行きました。水にずっと浸かっていただけあって、道はデコボコ。村の人に配ろうとすると、  みんな群がって我先にと言わんばかりに取り合いになり、あっという間に支援物資もなくなりました。
ここで感じたことは、子供の服が足りない!!  特に小さい子の服はなさすぎて、少し申し訳ない気になりました。でもここでも子供たちの目はキラキラしていて、僕も少し元気をもらいました。


25日 活動三日目

 この日はトゥクトゥクドライバーのムーンの村に行って、お米を配ったりノートやお菓子を配ったりしました。 この前行った時は群がっていたらしいけど、今回は整列してみんないい子でした。余ったお菓子などは近くの村に、配りに行きました。 突然の訪問なのにみんな温かく迎えてくれ、オークンとお礼を何度も言われました。




以上が今回の活動報告です。


最後に、現地の日本人の方もみんな面白くて元気で、そして優しい人ばかりでした。  そしてトゥクトゥクドライバーの方、特にムーンとアラにはずっとお世話になりっぱなしでした。本当にありがとうございました。



文:佐取直拓
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第6回 人の役に立ちたいinカンボジア 佐取唯香


 
こんにちは、“共に歩こうファミリー” 新メンバーの佐取唯香です。  今回、11月21~26日にカンボジアへ支援活動に行ってきました。
私は、初カンボジアということで、とても不安な気持ちでいっぱいでしたが、かずママ・千代ちゃん・ふくいちさん、そして私の兄が一緒だったので、安心してカンボジアへ出発できました。


 私が今回カンボジアへ行こうと思ったきっかけは、もともと海外で支援活動をしたいと思っていたところ、私の母の高校時代の友人、かずママがカンボジアへ支援活動をしているという話をきき、ぜひ一緒に行ってみたいと思ったからです。
 ちょうど一年前くらいに、母に「かずママに私の話をして!」と何回も頼んだのを覚えています。そして今回、私の夢への第一歩を踏み出すことができました。

 今回の活動は、小学校、村、施設に行き、古着や文房具、お菓子などを配りました。 1番最初に行った小学校では、言葉も分からないし話せないので、自分が何をしたらいいのか分からず、あたふたしてしまいました。しかし、言葉は通じなくても、子供たちの笑顔を見るととても嬉しい気持ちになりました。その中でも私と目が合うと何回も笑顔で手を振ってくれる子供がいて、今まで味わったことのない、とても幸せな気持ちになりました。
 




もう1つの小学校では、一緒になわとびをしたり、はないちもんめをしたり、歌を歌ったりして遊びました。子供たちはとても元気がよく、一緒になわとびをしていて、途中で抜けようとしても「入って、入って!」というジェスチャーをされ、汗びっしょりになりました。でもすごく楽しかったです。

 村では、みんなに古着などを配ったのですが、私が服を着させてあげると「オークン」と手を合わせて言ってくれて、ここでもまた幸せな気持ちになりました。  村の中には、裸の子供や、お腹にお灸の火傷がある子供、1歳なのにあまりにも小さい子供などたくさんの子供たちがいました。ですが、子供たちはみんなとても笑顔で、私の方が元気をもらってしまいました。




 








施設では、17、18歳の人ばかりで、私と同い年なのでとても親近感が持てました。 私は、施設の女の子たちにビーズで指輪の作り方を教え、一緒に作りました。なんとか完成できてよかったです!  施設の子供たちは日本語を勉強しているため、少し日本語が話せるので、簡単な文章でたくさん会話をしました。そして、夜ご飯は、施設の屋上でみんなで輪になってピザやチキンを食べ、とても楽しい時間を過ごしました。



 
こんな離れた国で、言葉もほとんど通じないのに、友達ができたこと。これはとても幸せな事だと実感しました。 ここにこなければ、ここにいるみんなとも逢えず友達になれなかったのだな、と考えると 本当に来てよかった、と心の中で強く思いました。  


今回カンボジアを訪れて、たくさんの日本人の方が異国で頑張っていることを改めて知りました。西さん、Bornさん、本田さん、たきさん、佐藤さん夫婦などたくさんの日本人の方と出逢い、お話しをさせてもらいました。  まだ18歳の私がこんな事を聞くのは、失礼と思ったのですが、思い切って 「なぜカンボジアに住もうと思ったのですか?」何人かの方にそう質問しました。お話しを聞いて、その人その人の強い思いが心に響き、とても勉強になりました。 本当に素晴らしい方たちばかりです。私もこんな風になりたい!本当にそう思いました。


また、カンボジアの方もとても優しい人ばかりで、ずっとトゥクトゥクを運転してくれていた、アラ・ムーン・トチや一緒に活動してくれたビチェ・ジャーなど、本当に素敵な 出逢いだったと思います。みんな、日本語が話せるのでたくさん話をしました。  カンボジアにきて、たくさんの人と出逢い、話し、笑いあい。 普通に日本で生活をしていたら経験できなかったことをたくさん経験し、今まで生きてきた人生で1番の勉強となりました。
道路で歩いている子供に手を振ったら、笑顔で振り返してくれる、 飴を渡したら「オークン」といってすぐに食べてくれる、 日本では、知らない人からもらったものは食べたらだめ!と教えられますが、 カンボジアでは違います。ほんの小さなことでも感動がたくさんありました。 カンボジアはとても心が温まる、そんな国でした。 また、みんなに逢いたい!何度でも来たい!そう思いました。

 こんな経験をさせてくれた、和幸くん、古谷くん、かずママ、千代ちゃん、ふくいちさん、共に歩こうファミリーのみなさん、支援をしてくださった方たち、本当にありがとうございました。 そして、理解してくれ、背中を押してくれた両親に心から感謝です。      


文:佐取唯香
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