第2回 人の役に立ちたいinカンボジア 今村福一
前回に引き続き村や学校、そして新たに今回は、日本人が運営している施設にも足を踏み入れ、支援活動を行いました。また、前回も協力をしていただいた”cheers”の西さん、Bornさん、ビチェットさんと共に活動を行いました。
たくさんの子供とたくさんの笑顔に出会いましたが、今回はその中でも施設で出会った子供たちについて書きます。
ここでは、孤児や母子家庭の村の子供たち7人を育て学校へ通わせています。
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子供たちはとても純粋な子ばかりです。
施設ではまず、本田さんに日本から持ってきた支援物資を渡しました。なんといっても日本のお菓子に大喜びでした。
みんなで輪になり、一緒に食べました。子供たちはよく食べ、私が一皿食べきるころには、多い子で3皿分も食べていました。成長期恐るべしです。
午後からはみんな大好きサッカーです!
今回は、海陽学園の生徒会の方から運動靴を60足も支援して頂き、さらに、大阪のSONGO(ソーニョ)という社会人チームからゲームシャツや短パン、ソックスとたくさん支援して頂きました。普段、裸足で空気の入っていないボールで遊んでいる子供たちですが、この日は靴やシャツを身に着けて思いっきりボールを蹴ってサッカーを楽しんでいました。
炎天下の中にもかかわらず、子供たちは疲れ知らずのようで、いつまでもボールを追いかけていました。もちろん私は暑さですぐダウンですが・・・。
子供たちが一生懸命ボールを追いかけている姿を見ていると、やはりスポーツは、国境や人種を越えて行えるすばらしいものだなと感じました。
その後は、日本から支援して頂いた洋服や文房具を、子供たちに手渡しました。みんな丁寧にオークン(ありがとう)とお礼を言って受け取っていました。
この施設は本田とも美さんが、ほぼ私財で運営しています。しかし、財政状況がひっ迫しており、年内はなんとか運営できるというのが現状です。(2010年9月現在)
この施設の子供たちは、とにかくよく勉強し、よく働きます。共に歩こうファミリーは、将来を担うこの子供たちの支援をしてきたいと思っています。改めて、今回支援していただいたみなさま、本当にありがとうございました。
文:今村福一